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Rabbit Punching Girl

( アスファルトに咲く花というよりド根性大根 } _(:3 」∠)_

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 映画『残穢』を観に行ってきました。
 ここ最近のジャパニーズホラーの中では良かったです!
 何かの気の迷いで貞子3Dを観に行った私が言うので間違いないです。
 ちゃんと論理立ててストーリーが展開されていくので、ホラー映画にありがちな突飛さや不条理さはほとんど感じられず、小野主上の原作がしっかりしているんだろうなと思い、鑑賞後に本屋に買いに走りました。
 映画を観ていて、佐々木蔵之介の演じるホラー作家のモデルは平山夢明かなと思っていたら、原作だとはっきり平山夢明の名前が出ているんですね。この調子でうっかり京極夏彦とか夢枕獏とか出てきたら危うく平成版文豪ストレイドッグスだったなと思いました。
 原作を読んでいると、天井、床下、背後が気になってくるので、自宅の本棚に置いておきたくないというAmazonレビューの意味はちょっと分かりました。
 作中の「私」(どう考えても小野主上)が心霊現象の他、首の痛みや肩凝りなどに悩まされていたようなので、こんな怪事件や体調不良だったんだから十二国記シリーズの続きが出ないのは仕方ないねと納得することにしました。
 どうすればこの怪異から逃れることができるか、にっかり青江にエクスカリバーを習得させて宝具解放してもらうしかないのか、寺生まれのTさんの「破ぁ!」だけではあまりに心許ない、とこの先生きのこる方法について徹底討論せずにはいられませんでした。私だったら取るものもとりあえず高野山行きます。

 あと『ブリッジ・オブ・スパイ』観ました。
 さすがは安心安定のスピルバーグでした~~~。
 トム・ハンクス演じる主人公がクールマインド&ウォームハートだった。
 優等生的映画なぶん、記憶に残りにくい部分はありますが、見といて損はしない作品です。
 個人的には最近の映画だったら『黄金のアデーレ』激推しです。ナチス、世紀末芸術、法廷ドラマのどれかが好きだったら絶対に観たほうがいいです。たびたび入る過去の回想シーンは滂沱するしかない。

 最近気になる映画はギレルモ・デル・トロ監督の『クリムゾン・ピーク』です。
 少女が幻想的な世界に迷い込む『パンズ・ラビリンス』で、パンを踏んだ娘に近いトラウマを負わされたのでちょっと警戒しているのですが、舞台や衣装の映像美が素晴らしくてすっごく気になっています。ジョージ・ミラー監督のマッド・マックスとハッピー・フィートのときも思いましたが、この監督もパンズ・ラビリンスとパシフィック・リムなので、映画監督の作品の振り幅は凄いな~~~。
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