Rabbit Punching Girl
( アスファルトに咲く花というよりド根性大根 } _(:3 」∠)_
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今月は『マレフィセント』と『思い出のマーニー』を観ました。
百合旋風が巻き起こっているなと思いました。
特に『思い出のマーニー』は、百合(ここでの百合の定義は「友情以上恋愛以下」)の最後に行きつくハッピーエンドだと思いました。男女のハッピーエンドが結婚→妊娠だとすると、百合のハッピーエンドはコレ。ひと夏の経験で少年少女が一回りも二回りも成長する……これは言うなればサマーウォーズ(百合)
関係ありませんが、いつかジブリで『魔法使いが落ちてきた夏』をアニメ化してくれると私は信じています。あるいは『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』の勾玉シリーズをやってもらいたいです! 勾玉シリーズでは『空色勾玉』がいちばん好きです。銀髪美形と黒髪男の娘の三角関係がいいですね。
少女革命ウテナとかまどマギとか、少女の友情~愛情の物語は、二人の心が結ばれるために世界を革命したり時空間を越えたりしなくちゃならないから、百合って……ほんと儚い……。この地に足がついていなくて、いつか何者か(多くは異性)に壊されたり脅かされたりする恐怖や絶望が付き纏う脆さが百合の魅力だと思います。私は可愛い女の子がいないとテンションが上がらないので、ボーイズラブがあまり得意ではないのですが、昨今のBLは世界観の中で二人の愛情が地に足がついて溶け込んでいて、絶望も恐怖も障害もないところにオイーーーッ!?と思ってしまいます。それ! 男女カップルで! いいじゃん!(あくまで私の意見です)
百合はほんのちょっとの外部からの刺激で破綻を迎えてしまう恐怖を孕んでいるところが最高にたまらないと思います。ちなみに私が書いてみたい女性は戦国BASARAの市です。百合というより少女同士の行き過ぎた愛情がどうしようもなく爛れてしまった! みたいな!
長政様→←市→←主人公←半兵衛みたいなドロドロ系が読みたいです。
この半兵衛のポジションが明智だったら上手くじっくりコトコト煮詰まらないし、伊達さんや真田でも市のダチュラの花のような毒気に負けてしまう気がするのです。市に対抗できる男性は半兵衛か謙信様だと勝手に思ってます。この二人はゲーム中で市に手厳しかったので。しかも二人とも女性的な美形で、退廃的で無自覚にせよ人を堕落させようとする性を持つ女性を、所詮は女のすることだからと看過しない印象を勝手に感じております。伊達さんや秀吉あたりは「女のすることだから」と見過ごしちゃう。明智はそういう価値観もアリかと受け入れちゃう。半兵衛のリベラルな手厳しさがあってこその七面倒臭い百合前提の夢が! 私は読みたい! マーニーの感想がここまで脱線した! 百合は実によきものです。
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