Rabbit Punching Girl
( アスファルトに咲く花というよりド根性大根 } _(:3 」∠)_
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画像は2016年12月の様子です。
遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。
旧年は仕事を辞めた途端に良いことがいっぱいあって、とっても最高の一年でした!
話題の「この世界の片隅に」を観てきました。
メンタルを重たいボディブローでボコボコにされる、という噂を聞いていたので、だいぶ覚悟して臨みましたが、ちゃんと救済のある終わり方だったので、私は思いのほか平気でした。
主人公すずは戦争のせいで、彼女の生まれてからのアイデンティティの証明である《もの》を失いますが、それを失ったことによって彼女を見つけて求めた存在もあって、両者にとっての喪失と救済がなんとも言えずにグッときました。
戦時下に暮らしながら、自分とその家族、ご近所さんたちの間で織りなす空想しがちなすずの世界は「風立ちぬ」に近いなあと思いました。すずにとって関心があまりないから戦争の悲惨さや過激な部分に焦点が当てられないんですね(「風立ちぬ」の二郎と同じ)
ぼんやりと夢見がちで、子供っぽくて、絵を描くことが大好きだったすずは、「風立ちぬ」の二郎と違い、ずっと空想や理想の世界では生きられずに現実を直視することになり、ずっとあのままでいたかったと慟哭するのです。うーん、良かった!!
作品を別の作品で例えて褒めるのは大変失礼なことかもしれませんが、私は女主人公版の「風立ちぬ」かなあと思いました。観ているときに旦那さんにNTR属性があるのかとすっごく心配になりました。
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