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Rabbit Punching Girl

( アスファルトに咲く花というよりド根性大根 } _(:3 」∠)_

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幕末武士道、若きサムライ達
ダイヤモンド社 2004-08-20

by G-Tools
 活字中毒のあまり我慢出来ずに本を借りてしまった。
 下関事件後の高杉晋作の話が面白かった。

 連合国軍艦司令官イギリス海軍クーパー提督と和睦交渉をすることになった高杉さん。通訳のアーネスト・サトー曰く、「魔王のように傲然と構えていた」とのこと。どんなだ。
 提督から降伏文書を求められたのに対して「我々は負けてない」と平然と言い返す。
 下関沖の彦島の租借(要は植民地化)の要求のピンチには、「租借」という言葉の指す意味は分からないが、なんかヤバいと魔王の勘から察した高杉さん。「これは日本国の領土の問題だ」と言って、神州日本の成り立ち(記紀神話がベース)を一席ぶって、それから延々と神様の名前を挙げ続ける。遂には「租借のことはもういい」と提督を根負けさせたらしい。

 ……高杉ーッ! 俺だーッ! 結婚してくれーッ!

 ふてぶてしいというか、似ても焼いても食えないというか、こういう男は嫌いじゃない。
 戦後の日本の白洲次郎や吉田茂が似たような問答をしていたような気がする。またはアメリカ軍の捕虜になった日本兵が「進化論?知ってるわボケ。ゲーテだって読むっつーの」(勝手な意訳)と言って米兵を驚かせたエピソードを思い出しました。どうやら天皇は現人神と言っているような国だから進化論のことを知らないと思っていたらしい。
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